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低用量ピルを1日1錠内服で完璧に避妊することができる

微笑む女性

避妊薬としての低用量ピルは、月経初日から1日1錠を同時刻に飲み続けます。3週間続けたら、1週間の休薬期間に入ります。休薬期間中に出血は起きますが、排卵はピル成分によるホルモンコントロールで抑制されているため無排卵月経です。このような3週間服用と1週間休薬を繰り返すことになります。

低用量ピルは、4週間を1サイクルとしたものが1シートずつ販売されています。1シートには、21錠タイプと28錠タイプがあります。

28錠タイプは最後の4錠から7錠が飲み忘れ防止のために偽薬となっており、これはプラセボ効果(医薬成分ではなく暗示的な治癒効果)としての役割を持ちます。偽薬はショ糖・ブドウ糖・乳頭など無害なもので作られているため、基本的には服用に際して何の問題もありません。

また、1週間の区切りが分かりやすいように日曜日から服用を始められるタイプもあります。それはサンデーピルと呼ばれており、飲み忘れや服用開始からの期間が分かりやすいです。自分に合ったシートタイプを選ぶと良いでしょう。

シートタイプの他、低用量ピル自体にも種類が3つ程あります。区分は女性ホルモン配合比率であり、1相性・2相性・3相性と分かれます。1相性は含有ホルモン量が一定のタイプ、2相性は黄体ホルモン量が後半増加するなど2段階の変化が起きるタイプです。そして、3相性は黄体ホルモンが3段階に変化します。

低用量ピルは、月経が開始された体であれば10代でも使用可能です。健康かつ非喫煙者であれば、40代以上でも服用できます。ただし、何歳が飲み始めでも初めの頃は副作用がよく見られます。服用開始から1ヶ月から2ヶ月くらいは、吐き気・頭痛・嘔吐・乳房の張りや痛み・不正出血などが起こり得ます。

1ヶ月・2ヶ月くらい経過すれば、自然と副作用は治ります。2ヶ月以上治らない場合は、医師に相談してください。また、1ヶ月以内でも生活に支障が出る程の状態が起きた時には早めに相談し、薬の種類を変えたり副作用を抑制する薬の併用を行いましょう。

ピルの服用に向かない方は、乳がん患者・子宮癌患者・35歳以上の喫煙者です。他にも、肝臓機能に問題がある・腎臓機能に問題がある・心臓病がある・以前の心臓病により血栓症発生のハイリスク者・高コレステロール値・高中性脂肪値・高血糖値・高血圧などがある方も向きません。医師とよく相談してください。

ピルの効果は1日1回を3週間服用・1週間休薬することで適切に発揮されるため、飲み忘れると望まない妊娠のリスクが出てきます。望まない妊娠を避けるためには服用を適切に続けることですが、飲み忘れた場合でも速やかに対応すればリスクは軽減されます。

飲み忘れに気付いたら、できるだけ早く服用を再開してください。半日程なら効果は切れませんが、24時間空いた場合は翌日に2錠服用します。2日以上空いてしまった場合は完全に効果が切れているため、飲み忘れた日から1週間休薬した後に服用を再開してください。

ピルによる避妊率は種類によりますが、99%の立証がされているものもあります。とても優れているため頼りにしたくもなりますが、効果は絶対的とは言えません。そのため、ビルを服用していてもコンドームを適切に使用することが求められます。また、定期健診も行った方が無難です。

妊娠を希望するようになった場合は、服用を中止してください。それからしばらくすれば、自然と月経が起きるようになります。初めは周期が定まらないことも多くありますが、不健康な生活習慣でなければそのうち安定してきます。

低用量ピルと発病リスクについてですが、子宮頸癌の発生率は僅かに上がると言われています。ピルそのものに発癌作用はありませんが、早期発見のためにも定期健診をおすすめします。癌があると免疫低下が起きるため、コンドーム不使用によるウイルス感染リスクも高まります。どれほど優れているピルでも、そういった基本対策はちゃんとしましょう。

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